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コミュ力が高い人の特徴6個をプロがわかりやすく解説

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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コミュニケーション能力とはどんなもの?

私はこれまで、セミナーや仕事を通して恐らく数千〜1万人以上のビジネスパーソンの方々とお会いしてきました。


そんな中で「この人はコミュニケーション力高い!」と感じる方が何人かいらっしゃいます。

そんな方々を見ていると、やはり共通点がいくつかあります。そんなコミュ力が高い人の特徴をまとめてみたいと思います! 

では、そもそも「コミュニケーション力」とは何か、ですが私は大きく2つの領域があると思います。


1 快適さ(いわゆる人間力とか言われる部分)
2 わかりやすさ
です。
このように定義をして、それぞれの領域で3項目挙げて6つのポイントについて「コミュ力の高い人の特徴」を説明していきます。



ブログ記事の最後にこれらのコミュニケーションポイントをチェック表があります。
ご自分のコミュニケーションの現状をチェックしてみてください。
ですから、どうぞ最後までお読みください。

コミュ力が高い人の特徴 その1:親しみやすさ

コミュ力が高い人は、とても気さくで話しやすい雰囲気を持っています。


すごく立派で高い立場にあったりしても、全然偉そうにしていません。


だから、こちらも安心して素直に反応を出すことができるのだと思います。

この親しみやすさの元となる安心感は実は会った瞬間に決まってしまいます。

人間は本能的に、あるいは直感で「この人は好き!」とか「この人はキライ!」とか決めてしまいます。

それはほとんど無意識です。だから一瞬なのです。


特に、「安心」は人間にとって最も重要な要因です。

それを感じさせるかどうかは相手と関係を築く際の土台となると思います。

安心感を感じさせる、親しみやすさはまずはその人の表情、笑顔から醸し出されます。

コミュ力が高い人は、まずはその笑顔で相手の心をわしづかみしてしまう(笑)ここが大きなポイントです!



笑顔を見た相手は「ああ、私のことを受け止めてもらっているんだ」と勝手に解釈します。←ココ重要! 

この笑顔の相手がもし、タイプの異性だったら「この笑顔・・・ひょっとしてオレに気があるんじゃ・・・」と妄想してしまうくらいです・・・笑



そのくらい、相手は笑顔を勝手に好都合に解釈してくれます。
こんな強力な武器はないですね。


コミュ力が高い人は、この武器を武器として使っています。
(たぶんわかっているのではないか・・・)と私は感じます。


こうして、笑顔で相手との距離を一瞬で縮めてしまうのです。

ちなみに反対に、「親しみやすさ」を感じさせない人の特徴としては
・高圧的な雰囲気
・無表情・無反応
・人に全然興味がなさそう
・そもそもコミュニケーション取りたくなさそう
といった感じです。


実は中身はいい人だったりするのですが、「親しみやすさ」という点ではザンネンです。

「親しみやすさ」を発揮できるテクニックは「笑顔」

では、その親しみやすさをどうしたらかもし出すことができるのか、そのテクニックをご紹介しましょう。


それは「笑顔」です。「そんなこと・・・」と感じるかもしれませんが、実は笑顔の効果は最強です。ご紹介しましょう。

笑顔の効果

1 免疫力が高まる
・笑いによって、がん細胞を殺すNK細胞の活性が上昇する
・笑いによって、脳内のエンドルフィン濃度が上昇し、免疫力が高まる。

2   ストレスが緩和される
・ストレスホルモンのコルチゾールが低下する
・笑いは腹式呼吸なので、セロトニンが活性化され、結果としてストレスが緩和される

3 痛みが緩和される
・15分の笑いで、痛みの許容レベルが10%上昇する
・笑いによって、鎮痛物質、エンドルフィンが分泌される

4 各種身体症状に効果がある
・笑うと血管が開き、血圧低下、心臓に好影響を与える
・笑いは、血糖値の上昇を抑える

5 記憶力が向上する
・笑顔によるコルチゾール抑制作用によって、海馬のニューロン損失が減少し記憶力が向上する


・笑うことでアルファー波が増えて、リラックスした状態になり集中力、記憶力が高まる

6 幸せになる
・笑いによって幸福物質ドーパミン、快楽物質エンドルフィンが分泌されるので「楽しい」「幸せ」な気分になる


・笑顔でいる人は30年後の幸福度が高い

7 考え方がポジティブになる
・笑顔になるだけで、考え方がポジティブに変わる

8 長生きする
・満面笑顔の人は、そうでない人より7歳長生きする


「頑張らなければ、病気は治る」樺沢紫苑著 より

これだけあると、笑顔であることがどれほどトクか、お分かりになるでしょう。

また、有名なメラビアンの法則にもあるように第一印象の55%は見た目で決まります。


そう考えると、心で笑っているだけでは本当に第一印象でソンをしてしまいます。


これをやらない手はありません。

そして、笑顔なしに「親しみやすさ」人と距離を縮めることは不可能です。


本当にそのくらい人間は笑顔にやられてしまうものなのです・・・。

必須!笑顔の作り方 コツ4

では、その笑顔を最強のものにするテクニックをご紹介します。

「笑顔ってどうやって作ったらいいのかわからない・・・」という方にもわかるように具体的に示します。

コツ1 目を三日月にする

まず、人は目を見てその人の気持ち、ときには人柄まで推測してしまうことがあります。
すごいことですよね。

時々、目が笑っていない営業マンとかに会いますが、すぐにバレます。

ですから、笑顔にするためには目が大事。


そのためには、目尻を下げること。


つまり三日月の形にすること大切です。

これはもう、鏡を見てチェックするしかないです。
自分の力で下げることはできませんから。

コツ2 口角を上げる

これも結構難しいですね。


というか加齢とともに難しくなります。

なぜなら、表情の筋といって表情を作るのは顔の筋肉です。
特に口まわり、年齢を重ねるとともに自然と下がってしまうものなのです。
ですから、割り箸をくわえてでも、口角を上げる筋トレをするべきだと思います。

コツ3 前歯を見せる

口角を上げるのと同時に、口を開けて歯が見えるくらい笑うと、相手に「あー、笑顔だな」とか「素敵な笑顔だな」という印象を与えることができます。

逆に言うと歯を見せるくらい、笑わないと笑顔は印象づけられません。


ちょっとした違いなのですが、その差は大きい。

具体的には前歯を6ー8本見せるようにしましょう。
これも鏡の前で、練習。練習。

コツ4  表情筋を鍛える

口角のところでも書きましたが、要するに表情筋の筋トレがとても有効です。

笑顔になろうにも、顔が動かないと意味ないですから。

そこで、オススメは間々田佳子さんの「顔ヨガ」とかですかね。
「顔ヨガ」と検索すると動画がでてきます。

美容系の動画になっていますが、要するに表情筋を鍛えているのと一緒ですから、いいと思います。

ちょっと、表情が硬い人はこれで顔の筋肉を柔らかくして、あとは日々の笑顔で筋トレするといいでしょう。


恥ずかしがらずにやってみてください。


大人になるとなかなか面白いことがなくなり、自然な笑顔が減ってしまいます。


加えて一人暮らしなど家でコミュニケーションを取らないと表情筋も衰えて笑えなくなってきます。


そこで、おすすめはYouTubeのお笑いの動画を見て1日1回は「ハッハッハッ」と声を上げて笑ってください。

コミュ力が高い人の特徴 その2:相手に合わせる順応性

コミュ力が高い人は、どんな人が相手でも思わず「好かれてしまいます」

いわゆる明るくムードメーカーな人は結構人気はあるのですが、そういうテンポよく冗談をバンバン言う人がちょっと苦手という人も世の中にはいます。



また、会話はキャッチボールですから、どんなに面白いことでも一人だけで喋り続けると相手は引きます。



会話は「自分 → 相手 → 自分 → 相手」と双方向で成り立つわけです。
コミュ力が高い人は、その辺がとても上手です。



私がコミュ力高いなー、と感じた経営者の方は、仕事ではもちろんとても会話が上手く、営業トークも卓越していて素晴らしい。



さらにその社長さんがすごいのは誰に対しても会話が弾むことです。


その社長さんからこんな話を聞きました。


「先日、整体サロンに行ったときに隣に80才過ぎくらいのお婆さんが座っていて、お互いに『ここが痛い、どこが痛い』って自慢し合って盛り上がっちゃったよー。」


「あまりに盛り上がって友達になって、お婆さんに『今度いつ来るの?私もその日にするから』って言われちゃった」
ということでした。

仕事でテキパキと指示を出し、明快に伝えるのと、たわいのない雑談をするのとはだいぶ違うコミュニケーションになります。


それができるのですから、コミュニケーションの達人であると思います。


こんなふうにコミュ力が高い人は「相手に合わせて柔軟にコミュニケーションを変えていける」のです。

相手に合わせる必須テクニック「あいづち」「うなづき」

相手に合わせるためには「相手に対する聞き方」が非常に大切になってきます。
例えばその聞き方ひとつで、会話が盛り上がったり、盛り下がったりします。

何よりも人は「自分の話を聞いてもらえると安心する」嬉しくなる」生き物です。

ですから、相手を喜ばせてコミュニケーションを盛り上げていくためには、むしろ聞き方を訓練した方がいいのです。

まず、会話量ですが、トータルで自分:相手は3対7ぐらいで相手に話してもらうと良いでしょう。

そのぶんこちらが一生懸命聞くのです。

その際、よく使われる相づちとしては
「そうですね」
「あーなるほど(ですね)」
があります。

ただ毎回これだけを繰り返されると、

「果たして、ちゃんと効いているのかな?」そしてそのうち
「なんだか、形式的だな」
などと相手に感じさせてしまいます。

これでは逆効果ですね。

そこでお勧めしたいのが相づちの「さしすせそ」です。

これは、 安田正著「超一流の雑談力」で紹介している相づちのテクニックです。

さ=さすがですね
し=知らなかったです
す=素敵ですね
せ=センスがいいですね
そ=それはすごいですね

といった感じです。

もちろん、すべてをこれで対応する必要はありません。
ポイントとしては「相手の話に価値がある」 というリアクションをとることです。

そして、これも他の相づちと同様に、しっかりと話を聞いて言葉や動きに情感を込めることです。

逆に感情が乗らないと、「なんだか、形だけだな」と感じさせてしまいます。

また、こういった 相づちのバリエーションがあると会話が広がりますし、相手も気持ちよく話していくことができます。

うなづきも同様です。
「うん、うん」と一生懸命うなづきます。


案外このような簡単なことをやっていない人が多いものです。


心の中でしっかり聞いていても、「聞いています」ということを相手にも伝えないとわかりません。


もう一度、人の話を聞いている時、自分のうなづきしているかを確認してみましょう。

相手のテンション・ペースに合わせる

このテクニックはまさに「相手に合わせる」ということになります。

それは、相手のテンション・ペースに合わせる、ということです。

特にペースを合わせることを心理学では「ペーシング」といいます。

相手が比較的元気な感じで、ノリも良い場合。

こんな人との会話はこちらもノリ良く、ハイテンションでいきましょう。

そういう場合には、会話のペースも速くなります。

まさにテンポの速いキャッチボールと同じ。

ポンポンとやりとりが進んできます。

逆にテンションが低く、おとなしめの場合。

この場合にはこちらも静か〜に、ゆっくりと会話を始めていきます。

沈黙もあるでしょう。それにも合わせていきます。

こうして相手に合わせていくと、無意識のうちに相手も快適に感じてきます。


コミュ力が高い人の特徴 その3:エネルギーが高い

コミュニケーションで最も大切なことは伝えようとするエネルギーだと思います。


これはコミュ力が高い人は明らかに「エネルギーが高い」です。


実は笑顔も、人に合わせる順応性もそれらを発揮するためには「エネルギー」が必要です。


常に相手を意識し、自分の行動も意識、コントロールしていなければ発揮できません。

コミュ力が高い人に比べて、普通の人はこの「エネルギーを省エネ」しているので笑顔になれず、相手に合わせようという気持ちがなかなか生まれてこないのです。

そして、コミュ力が高い人はそうやって自分のエネルギーを出して、表現しています。
そうするとおのずと
・声にハリがあり
・表情豊かで
・イキイキとした感じが伝わり
・よく考えてから話すので
・趣旨は明快になってきます。

そして、そのエネルギーを感じる話し方は「人を惹きつけ」「人を動かす」こともできるのです。

これはテクニックではありません。


恐らく「相手に伝えたい」という意識の問題でしょう。


そして、話の内容と同時に「相手に対してどのような印象を持ってもらいたいか」ということでもあります。


コミュニケーションは言語的なこと、非言語的なこと両方あり、両方大事です。


印象は非言語的なことで決まります。
相手に自分を
✔︎ 明るく、親しみやすい人と思ってもらいたい
✔︎スマートで頭がいい人と思ってもらいたい
✔︎優しく、気配りができる人と思ってもらいたい
✔︎信頼できて、頼りになる人と思ってもらいたい

このような印象を決めるのは話の内容ではなく、まずは雰囲気です。


その中に「相手とのコミュニケーションのエネルギー」もあります。


ですから、まずは自分はどのような印象を持ってもらいたいのか決めます。


そうしたら、その印象を与えるための表情・声・態度・語彙を選んで伝えてみてください。


この「伝えよう」という気持ちが「エネルギー」に変わるのです。

コミュ力が高い人の特徴 その4:言いたいことが明快である

コミュ力の2つ目の要素として「わかりやすさ」ということがあります。


この「わかりやすさ」とは何かということを分解してみると「言いたいことが明快である」ということであると思います。

残念なことに、よーく会話を聞いていると
・何をいいたいのかわからない
・結論がない話がダラダラ続く
・話が飛ぶ
・いろいろな話がゴチャゴチャになっている
・話している人さえ、わからなくなる
などということがほとんどです。

「言いたいことや趣旨を明快に伝えられる人」はおおよそ10%もいません。


ですから、この10%に入る人は明らかにコミュ力が高い、と言えます。

コミュ力が高い人の特徴 その5:説得力がある

話が明快な人は、それゆえに話に説得力があります。
なぜなら、話が論理的、筋道がしっかりあるからです。

話の構成がひとつ一つ、つながって組み立てられているので聞いている方も迷わずついていくことができ


「ああ、なるほど」
「そういうことだったのか」
「よくわかった」と納得できるわけです。

説得力がある話とはそういうものです。
コミュ力のある人はこれができます。


別に「説得しよう」と思わなくても、相手に「ああ、なるほど」と感じさせる話し方をすれば自然と説得力を感じさせるものであるのです。

コミュ力が高い人の特徴 その6:頭の良さを感じさせる

コミュ力が高く、趣旨が明快で、説得力のある話し方ができることで自ずとその人は「頭が良い」という印象を与えることができます。

実は頭が良いという印象、それは「どれだけ知識を知っているか」よりも「どれだけ話を整理できているか=わかりやすい話ができるか」の方が大きな影響を与えます。


なぜなら、AIの存在によって知識量で人が超えるのは難しくなっているからです。

ですから、今後ますます「話を整理できているか」というのは重要になってくると思います。

わかりやすい話をするためのとっておきのテクニックとは

コミュ力が高い人の特徴である「わかりやすさ」そしてそれができるようになると「言いたいことが明快になる」「説得力がある」「頭の良さ」ということが手に入れられるでしょう。


では、そんな「わかりやすい話し方」を手に入れることができるのでしょうか?
答えはYES! です。

これは「ロジカル・コミュニケーション®」のテクニックと呼んでいて、これまで多くのロジカル・コミュニケーション研修でご伝授してきたものです。


では、その方法をかいつまんでご紹介しましょう。


そもそも、わかりにくい話の原因は「思いつきで話す」ことにあります。

つまり、話す前に頭の中で話す情報を整理したら、わかりやすくなるのです。


そして、その情報整理の方法がロジカル・コミュニケーションです。

「ロジカル・コミュニケーション®」のテクニックとは3つのステップがあります。

ステップ1 話の内容を大きく分ける

ステップ2 分けた情報に「ラベル」をはる

ステップ3 「ラベル」で予告する

これだけです。

では、具体的にみていきましょう。
【改善前:整理されていない話】

「新人の営業トレーニングですが新人とはいえなるべく早い時期から独り立ちしてほしいですし、トレーニング時間もそれほどかけられません。
ですから、プランをしっかり立て効率よく進めていただきたいと思います。
仕事は慣れることも大切ですので、それには多くの体験が必要です。
だから初期の段階では体験させることをベースに考えてます。
それが済んだら、実際の具体的な作業に落とし込んでいきたいと思います。
もちろん、仕事上の知識を学ぶ時間もしっかりとっていきたいと思います。
それらも、学んだ後には具体的な業務に落とし込みます。」

これは、一見わかるようで、実は頭に残りません。

なぜなら、話はあれこれ混ざってしまっているからです。

実は、一見わかるというのが落とし穴。

「わかったような気」になってしまうのです。

それを避けるために、最初に一番伝えたいことを伝える、そして、正確に、確実に伝えていく必要があります。

ステップ1 話の内容を大きく分ける

この内容で「話すべきポイントはいくつなのか」を考えてみましょう。

1 新人のトレーニングについて

2 早く独り立ちしてほしい

3 トレーニングの時間もかけられない

4 プランを効率よく進めたい

5 初期段階では体験させる

6 具体的な作業に落とし込んでいきたい

7 仕事上の知識を学ぶ時間もしっかりとっていきたい

この中で、なるべくポイント数を減らせるよう、同じカテゴリーでまとめられるところはまとめます。

2、3、4は新人トレーニングを行う時の条件として1つのカテゴリーになります。

トレーニング初期段階の種類としては「5 初期段階では体験させる」と「7 仕事上の知識を学ぶ時間もしっかりとっていきたい」に分けます。

そして、それぞれ「6 具体的な作業に落とし込んでいきたい」が次の段階(第2段階)にあります。

こんなふうに ステップ1 話の内容を大きく分けることをした後、

ステップ2 分けた情報に「ラベル」をはる

をします。

第1グループには「新人トレーニングを行う時の条件」

第2グループには「初期段階で行うこと」

第3グループには「第2段階で行うこと」

とラベルを貼ります。

そして、これを

ステップ3 「ラベル」で予告する
ラベルの部分を最初に相手に伝えるということです。

今後の新人営業トレーニングプランを効果的に行うために、取り組むべき内容を『トレーニングを行う時の条件』『第一段階』と『第二段階』に分けて説明します。

これが予告です。

これをすると話し始めだけで、聞いている方は話の全体像がわかり「理解する準備」ができるようになるのです。


【改善後:整理されている話】

今後の新人営業トレーニングプランを効果的に行うために、『トレーニングを行う時の条件』『第一段階』と『第二段階』に分けて説明します。
条件としては、早く独り立できるよう、しかし、トレーニングの時間もかけられないので、効率よく進めたいです。
具体的には、
第一段階では実際に体験させることと商品知識を身につけさせることをします。
第二段階では体験させることと学習したことそれぞれの具体的な作業に落とし込んでいきます。

いかがでしょうか?

最初とずい分印象が違うのではないでしょうか。

これが誰でもできる「わかりやすい話し方」=ロジカル・コミュニケーション®のテクニックです。

これで、相手に正しく自分の伝えたいことを伝え、コミュニケーションミスを減らすことができます。

つまり、冒頭に挙げた、「わかりやす話し方」でトクすることを手に入れることができるのです。

たったこれだけです。今日から実践できる方法です。

まとめ:コミュ力チェック

では、以上のようにコミュ力が高い人の特徴を持った人になるための具体的なコミュニケーション行動をチェックしてみましょう。

親しみを感じさせるために
✔︎ いつも笑顔を心がけているか
✔︎ 会話の中で相づちとうなずきをちゃんとしているか
順応性を持つために
✔︎ 会話の中で相手の話のペースやテンションを意識できているか
エネルギーを感じさせるために
✔︎ 相手に「伝えよう」と思って、熱量をもって話をしているか
明快さ、説得力、頭の良さを感じさせるために
✔︎ 話のポイントをわかって話をしているか
✔︎ 話の最初に話のポイントを予告しているか
✔︎ 思いつきで話ていないか
以上のことをいつも頭において話をします。

これはコミュ力が高い人になるために必ず必要なことなので、上記のチェックポイントを紙に書き出して毎日眺めて忘れないようにしておくと身に付きます。


コミュニケーション力が高いと
・人から親しみやすいと感じてもらえる
・ 頭が良い人と思ってもらえる
・説得力のある話ができる
・自分の言いたいことが正確に伝わる
つまり人間関係が良くなり、自分の思い通りに進めるために相手や周りを動かせる(しかも、快適に!)というわけです。


これは身につけるだけで人生が変わってきた人がたくさんいます。
そして、コミュ力は才能ではありません。
ちゃんとトレーニングをするだけで、誰でも身につけることができます。
そして、このトレーニングは辛いものでもないのです。やればやるほど、確実に人生が楽しくなっていくはずです。
ぜひ、ここに紹介した方法を実践して「コミュ力の高い人」になってください!!

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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