【あがり症克服】人前で話しても、頭が真っ白にならない方法
そもそも世の中の9割の人は、あがり症です。
子供から大人まで、当然人前で話をするのは緊張するものです。
緊張はなぜ起こるかと考えると、まずなれない場面、特に初めての場面では誰でも緊張します。
キンチョー 汗
それは、例えば30メートルの崖に立たされたら、誰でも心臓がバクバクいって緊張します。
また、暗い洞窟を一人で歩いたりすれば、当然恐怖を感じ緊張します。
人は環境で感情を左右されます。
ですから、人前で話すことに慣れていない場合、どうしても緊張するのです。
いえ、人前で話すことに慣れている場合でも、実は深層心理では緊張しています。
例えば、私は20年間人前で話す仕事(教師や講師)をしているので、今では100人の前でも、心臓がドキドキすることははありません。
しかし、セミナーなどが終わってみると、すごく肩が凝っていたり、腰が凝っていたり「内心緊張していたんだなぁー」ということに気づかされます。
つまり、人前で話す講師だったり、 人前で演技する役者だったり、人前で踊るダンサーだったり、そんな人たちも膝がガクガクして・・まではいきませんが、実はとてもプレッシャーを感じて緊張しているのです。
しかし、緊張しているようには見せない技や緊張を応援に変えるマインドを持っていたりします。
人前で全く緊張しないのは、その 状況が理解できない、赤ちゃんや3歳までの子供くらいでしょう。
ですから、「私はあがり症だ」と思うのではなく「みんなあがり症、それは普通」とまず理解してみましょう。
あとは、 場数(ばかず)を踏むだけなのですが、それですと経験を積むのに時間がかかります。
ですから、今回は今すぐできる、みんなの前で話す時に、緊張を和らげるテクニックをご紹介しましょう。
そもそも、人前で緊張する時には、どのような状態かというと頭が真っ白になっている状態です。
言いたいことがスポッと抜けて、パニック〜〜〜〜!!といった感じでしょう。
逆に言うと、頭が真っ白にならなければ、パニックにもはなりません。
では、頭を真っ白にしないためには何をしたらよいでしょうか。
それは、「伝えたいポイントをどんな順番で話すか」を図で理解していることです。
図で頭を埋めておくのです。つまり、真っ白!にはしない。
そして、図で理解するとは・・・
例えば「本日のテーマは我が社で取り組んでいる、テレワークの実例についてです。ポイントは二つ、1つは・・・・2つは・・・・」という話し方をこのように図で表してみることです。
これを図にすると、こんなふうになります、ちょうどパワーポイントで見せるスライドのような感じです。
こんなふうに、パワーポイントのスライドを自分の頭の中にイメージして話していきます。
そして、しっかり「今はこの部分について話している」と認識するのです。
あがり症の人の場合、多くはそんなふうにイメージできていません。
色々なキーワードなどが、次々に頭に浮かんできて何から話していいのかわからなくなってしまうのです。
そして、ひどい時にはキーワードさえ浮かんでこないパニック状態。
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つまり、頭が真っ白というわけです。
ですから、図をイメージして話すというのはとても大事です。
また、図を見ながら話せるシチュエーションでは、ぜひ図を見ながら話してほしいのですが、日常の会話の中では、いつも図を見ながらというわけにはいきません。
そんな時には頭の中に図を鮮明にイメージすることです。
また、図をイメージするメリットとしては、話の全体を把握できるので、話していて安心します。
緊張して気持ちが焦ってしまうのは、 何から話して何で終わったらいいのか道筋が見えないからです。
道筋が見えずに、道に迷った状態だと余計収拾がつかなくてパニックになります。
「話の迷子」ですね。
迷子になると・・・タイヘン
そうならずに安心するためにも、全体を把握するために頭でイメージするのはとても有効です。
あがり症を克服する、というと・・・
「手のひらに人と書いて飲み込め?!」とか
「自分はあがらない」と心の中で唱えろ とか
「開き直れ」とか
「自信を持て」とか
メンタルへのアプローチあるいは、ある種の根性論が多い傾向があります。
しかし、「そんなにメンタルをコントロールできるなら苦労はしないよ」って感じですよね。
ですから、私はあえてメンタルなこの悩みをテクニックで解決する方法をご紹介しました。
あがり症に対してはいろいろな解決アプローチがあって良いと思います。
まずは、あなたが「これだったら、やれそう」と思えることから、始めてみてください。
きっと、少しづつ解決の糸口が見えてくるはずです。
1 なれない場面、特に初めての場面では誰でも緊張する
2 頭を真っ白にしないためには「伝えたいポイントをどんな順番で話すか」を図で理解していること
3 パワーポイントのスライドを自分の頭の中にイメージして話す
4 図をイメージできると「話の迷子」にならない
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