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仕事のモチベーション18.5ポイントアップのためには、○○すること

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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仕事で一番モチベーションが上がるのはどんな時?
仕事で一番モチベーションが上がるのはどんな時でしょうか。

パッと思い浮かぶのが「結果が出た時」なのですが・・・でも、モチベーションアップは結果が出ない時こそ必要ですよね。

結果と関係なく、やる気が出てくるとき・・・いつでしょうか??

振り返ってみると、私が「ああ、この仕事やって良かった・・・」
と思う時は、どんな時かと言うとやはりお客さんに喜んでもらった時でした。

セミナーを受けていただいて、
「いやー、今日のセミナー良かったです。本当にありがとうございます」と言われた時です。

そうそう、疲れも吹っ飛びますねー

純粋に、お金よりも人を喜ばせるというのは大きなモチベーションになるかと思います。

そして、実際、「ありがとうございます」という他人からの感謝の言葉は、モチベーションをアップし、目標達成率が上がるそうです。

 

Uniposの「感謝と仕事に関する調査」の結果を明らかにした。
同調査は2018年 20~30代の男女ビジネスパーソン2,064名を対象にインターネットで実施したもの。

このアンケートによると感謝やお礼を言われる頻度が高いと感じている人は、なんと73.8%の人が目標を達成しています。
それに対して頻度が少ない人は55.3%の達成率だそうです。

振り返ってみると、私のように直接人にお会いしてサービスを提供する講師などの仕事は、多くの場合お客様に「ありがとうございました」と直接言っていただけます。

先日も

「今日はこのお話聞けてすごいよかったです。素敵なお話でした。ぜひ自分の生活に役に立てたいです」
と笑顔で言われて、すごく嬉しかったです。

こういった感謝の言葉は、アンケートの文字で書いてもらうよりも、やはり気持ちを込めて直接伝えていただいた方が何十倍も嬉しいですね。

そう考えると直接お客様から毎回言葉を聞ける仕事は、感謝やお礼を言われる頻度が高くやりがいを感じやすいです。

感謝されるのは、何日に1回?
また、同調査によると感謝を言われている頻度(実数)を調べたところ、感謝を言われる頻度が高いと感じている人は、

平均で約9日に1回

感謝を言われる頻度が低いと感じている人は、平均で約28日に1度しか感謝を実感できていないそうです。

頻度が高いと感じても9日に一回、私からするとちょっと少ない感じもしてしまいます。

でも、世の中の仕事全体を考えたらそんなものなのかもしれません。

頻度が少ないと感じている人の28日に一回というのはあまりにも少なくて、私だったら「何のために仕事してんだろう」などとちょっと考えてしまうかもしれません。

毎日感謝してほしいよ。毎日働いているんだもん

現在の仕事環境というのはパソコンに向かっていることが多く、 人と話すことすらないという職種も大変多いです。

また、思ったのですが AI 化が進みますます人と接することが少なくなっていくことが予想されます。

その時、仕事のモチベーションとなる「ありがとう」と言う感謝の言葉は、ますます少なくなるかもしれません。

これは結構怖いことです。

まさに労働生産性と直結するのではないでしょうか。

「ありがとう」が減るとモチベーションもどんどん減るそんなふうに言えますね。

上司は感謝が少ない

また、同調査で仕事において、直属の上司にされる「仕事についてのフィードバック」に満足しているか聞くと、57.2%が「満足していない」と答えていました。

これはわかりますね。
上司というのはついつい部下の至らないところにばかり目が入ってしまいます。

また、部下のサポートはやって当たり前、という感覚も強くなってしまいます。

そうなると当然、モチベーションも落ちて言ってしまうのです。

アンケート調査によると、

上司のフィードバックに満足している人のうち「目標達成」している人が79.5%であるのに対し、「満足していない」人は62.7%と16.8ポイント低い値となっています。

ちなみにこんなアンケートもあります。

日本能率協会 第9回「ビジネスパーソン1000人調査」(理想のチーム(所属する最も身近な部署の単位)編)

上司から言われて、 嫌な言葉ランキング

「使えないな」 33.8%
「そんなこともできないのか」32.6%
「余計なことするな」 23.4%
「上が入ってんだからやれ」 21.5%
「やる気があるのか」16.5%
「自分で考えろ」11.5%
「聞いてないぞ」10.8%

あるある  すぎてズキズキするわ。

まあ上司も大変なんでしょうけれども・・・無意識のうちに入っちゃうんですけれども・・・

改めてこうして文字に起こしてみると、本当自制した方がいいですね。

これらをひとこと言うたびに、部下のモチベーションが下がり、目標達成率が10%ずつ下がっていきます。

そう考えると調子は心に余裕があれば感謝もでき、このようなモチベーションを下げる言葉も減ってくるような気がします。

「感謝の言葉」を言うのと上に挙げたような「思わず言ってしまうお叱りの言葉」を言わずに堪えることどちらの方が簡単でしょうか。

やはり「感謝のありがとうという言葉」の方が簡単に実行できそうな気がします。

そりゃそうだよねー

これは家族などでも同じですね。

あまりにも当たり前すぎて、身近な人へはなかなか感謝の言葉が出てこなかったりします。

でもこのアンケート調査を見ると本当に「ありがとう」というのは、すごいパワーを持った言葉なんだなということが深く感じられました。

仕事での目標達成には、昇格でもなく戦略でもなく感謝が一番、というお話しでした。

まとめ

・感謝やお礼を言われる頻度が高いと感じている人は、73.8%の人が目標を達成している

・感謝の頻度が高い感じるのは9日1回感謝されている

・仕事で一番感謝が足りないと感じる人は「上司」

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一般社団法人コミュニケーションマイスター協会理事/ 元早稲田大学非常勤講師/ CU代表  これまで大手企業や大学などで、ロジカル・コミュニケーション、対人対応、ビジネス英語、ライティング研修などを約5000人に指導してきた。
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