コミュ力がアップすると得すること8選
コミュ力がアップするだけで人生はトクする
コミュ力=コミュニケーション能力のことですが、これは本当に人生を左右するほど大きな影響力を持っています。
でも、そんなコミュ力って目に見えないし、生まれた頃からごくごく自然に人と関わってきて、話したりしてきたので私たちにとっては意識しづらいものです。
無意識にやっているので、自分のコミュ力がどれだけのものか、私たちはよくわかりません。
そして、どれだけ影響あるのかも本当のところわかりませんね。
そこで、コミュ力があるとどれだけ人生得をするのか具体的に考えてみました。これで、改めてコミュ力の持つ価値を理解してもらえると嬉しいです。
得すること1 人から好かれる
コミュ力が高いと人から好かれます。
というより、人から好かれている人は必ずコミュ力が高いはずです。
そもそも振り返ってみるとわかると思うのですが、
「この人とは関わりたくない」
「この人と話したくない」
「この人苦手・・・」
と感じさせる人ってどんな人でしょうか。
まぁ、共通しているのが
嫌な感じのする、もっというと不機嫌な感じのする人
がまずあがるのではないでしょうか。
・偉そう
・怒ってるのか?
・人の話を聞いているのか?
・馬鹿にしているのか?
などと感じさせてしまう人ではないでしょうか。
反対に、いつもご機嫌な人は、とりあえず会った時のスタート地点は好感度クリア!ではないでしょうか。
いつもご機嫌そうに見える人は、まず「人と会うときにはご機嫌が得!」ということを意識してか、無意識かでわかっていると思います。
なぜならご機嫌でいるのはエネルギーがいて、結構しんどいことですから。
でも、本人はご機嫌であることが人から好かれる第一歩だとわかっていてあえて、エネルギーかけてそうなっているわけですね。
こんなふうに人との関わり(コミュニケーション)で得することを実践できている人は、コミュ力高いと言えると思います。
そして、人から好かれます。
ほんの表情やものごし、態度みたいなことだけなのですが・・・確実に人から好かれます。
得すること2 評価が上がる
これは「見せ方力」だと思うのですが・・・
正直言って、仕事上の本当の実力はわかりづらいものです。
大学受験の偏差値みたいに数値で測れるものではないです。
会社の人事評価などもそうですが、他人が
「あの人は仕事ができる」
「あの人はいまいち」
など決めるわけです。そういう意味ではすごく主観的な評価ですね。
それは人間なので仕方がないことであると思います。
そんな評価のポイントとしては、正直なところ
「好きか嫌いか」が大きいです。
どんなに人間できた人でも、またかなり冷静な人でも
「好きか嫌いか」はあります。
たとえ評価を売上のような明確な数字の指標があるとしても、なんだかんだ理由をつけて
「好きな人には ◯」
「どうしても好きになれない人には ×」をつけてしまうのでしょう。
そんな意味で、好き嫌いに関わるのは 1 人から好かれる のポイントでも書いたようにコミュ力です。
そして、評価はそのまま昇給や受注に結びついたりします。
これが実際、評価 → 年収などの稼ぎ にも大きな影響を与える、という調査結果があるので次に紹介します。
得すること3 年収が1.85倍になる
2 評価が上がる ということから、なんとなく
「コミュ力が上がれば、稼げるんじゃないか・・・」とだんだん思えてきますね。
実は、それを裏付けるデータがあります。
ハーバードを卒業した学生のうち、対人関係を築くコミュニケーション能力のある人と、ない人が、どのくらいの報酬を得ているかの追跡調査を行った結果、コミュニケーション能力のある人は、ない人の1.85倍の年収を得ていたとのことがわかりました。
引用・参考文献:時間とお金をムダにしないで成功する方法「Shortcuts to Success」Jonathan Robinson著
驚きの結果ですよね!
単純に言って年収300万の人はコミュ力を上げると555万に!
年収1000万 の人は、1850万になる!
でも、繰り返し1と2で言ったように「人から好かれて、評価も上がる」わけですから、そりゃ、稼げるだろうな・・・
実際、「コミュニケーションのコツがわかったら売上あがりました!」という人は何人も見てきましたら、これは事実です。
得すること4 好きな会社に就職しやすい
稼げるだけでなく、コミュ力アップは「自分が望む就職もしやすくなる」のです。
ちょっと見にくかもしれませんが、こちらをご覧ください。
毎年、経団連が大手企業を対象に行っている
「企業が採用で重要しすること」のアンケートです。
このグラフはちょっと前のものですが、毎年行っていて2005年以降15年連続でダントツ1位が「コミュニケーション」なのです。
先に書いたように、人の本当の能力なんてよくわからないものです。
まして、数十分の面接なんかでわからないですよ。
だから、そんな面接での受け答え、態度、表情とか見て決めるしかないわけですね。
それで、実績とか見て同じくらいの感じの二人がいたら、当然感じの良いほうを採用しますよね。
なんとなく「うちの会社でやっていけそうかな」とか考えながら。
そういうわけでコミュ力が高いと「自分の望む就職をしやすくなる」のです。
得すること5 周りが助けてくれる
これも単純なことなのですが
基本、人は困っている人がいたら助けたくなるものです。
しかし、
「嫌いな人は、あまり助ける気にならない」というのが私たちの本音です。
仕方がないですよね。人間ですもの・・・・
そうなると、当然「人から好かれる人のほうが、助けてもらえる確率は高くなる」はずです。
・「何か手をかそうか」と声をかけてもらえる
・思わず応援したくなる
・困っていると思わず共感してしまう
などです。
人生は困っている時ほど、人の助けが必要で、コミュニケーション力が必要になってくるのかもしれません。
得すること6 運が上がる
コミュ力が上がれば、運も強くなるだろうな・・・と思います。
世の中で成功した人は、成功の要因として
「運がよかった」ということを挙げます。
松下幸之助さんも成功するためには
「運だね」と言ってました。
では、「運」とは宝くじみたいに、天から降ってくるものか?というと違います。
これも面白い研究があって、運がよくなる性格傾向があってそれは
1 社交性:外向的性格
2 新規探索性:チャレンジ精神、好奇心 なのだそうです。
特に1がコミュニケーションと関係ありますよね。
結局、運の良さには人との関わりが欠かせません。
どんなに努力しても、やはり飛躍するときには他人が関わっています。
人との出会いが可能性を広げて、自分でも予想もしなかった人生が展開していくのではないでしょうか。
そう考えると、コミュ力は運も左右してきます。
コミュ力が高いとチャンスも多くなります。
得すること7 健康になる
これは人間関係を築くことと、人生楽しむことと関係するのですが、コミュ力は心身の健康とも関わっています。
まず、孤独が人に当たる影響が大きく、孤独が人の肉体的、精神的健康を損なうということから、イギリスでは孤独担当大臣というポストを設置し、国民のメンタルヘルス改善を測っています。
なぜ、国をあげての政策かというと、なんと孤独による経済損失がすごくて4.9兆円となっているのです!!
詳しくはブログ記事に書きました。
↓ ↓
「人生100時代に、食いはぐれない方法とは」
つまり、人と関わり楽しい人生を生きるということは、精神的にとても大切なことなんですね。
お金も大事。健康のために運動も大事。でも、一番大事なのは、人と関わり孤独を感じないことなのです。
これだけで、寿命は伸びます。
何より健康寿命が伸びることが大事です。
それを可能にするのがコミュ力でしょう。
得すること8 効率よく仕事が進む
最後に、ちょっとミクロなことですがスムーズなコミュニケーションで業務はすごく効率よく進みますよね。
なぜかというと、コミュニケーションミスによってどれだけ生産性が減っていることか・・・
作業のやり直しとか・・・なかなか通じない、やり取りでイライラしたり・・・あとは、ひどいときにはクレームを受けたり・・・
コミュニケーションミスによる被害損額はハンパないです。
しかも、ミスの検証も
「言った」「言わない」なんていい加減なケースもあり、改善もしにくい。。。
ですから、特に仕事上のコミュニケーションでは「わかりやすさ」「明快に伝えること」が必須ですよね。
これだけで、被害損額そうとう減ります。
業務上のミスのうちコミュニケーションミスが占める割合って案外多いものです。
ぜひ、「わかりやすい」コミュニケーションを身につけたいものですね。
というわけで、コミュ力アップによる得することのごく一部を紹介しました。
もっともっとあるかと思います。コミュ力があれば本当に人生が得するはず!
とにかく、私たちは目に見えないコミュニケーションはなかなか意識しにくいのですが、
このコツを知っているだけで人生変わります、得しますのでぜひコミュ力をつけていきたいものです。